東映チャンネルにて観賞
本放送時以来の全話観賞かも。
当時の私は高校生でしたが、毎週楽しみに観てました。
最終回前の「私は去る」については、当時の同級生たちといったいどんな意味があるのかと一週間考え続けたものでした。
まあ、結果は思ったほどの意味が無くて残念だった事も覚えてます。
そんなハーロック。
先日、松本零士氏の訃報を聞き、昨年は主題歌挿入歌を歌った水木一郎氏も亡くなったこのタイミングで観たくなって録画しておいたものを観賞しました。
第1話の世界観で一気に引き込まれてラストまで飽きません。
シリーズ中盤のサブキャラたち一人ひとりの主役回はそれぞれ魅せてくれます。特に魔地機関長編とますさん編は泣かせます。ゲストキャラのゾル回は素晴らしい。
ユリシーズあたりは少しダレてラストも多少雑な印象はありますが、40年以上経った今でも最期まで観られたのはそれだけのものがある作品ですね。
やはりハーロックはカッコいいし、もっと言えば他のキャラも実にカッコいい。
あと当時も思いましたが切田長官もいいし波野静香も悪くないです。
しかし何と言っても音楽が特に素晴らしい。
フルオーケストラでの演奏はそのまま交響組曲としてレコード発売されてて本当に当時は文字通り擦り切れるほど聴いたものです。
そんな劇伴と同じく主題歌挿入歌もいい。
オカリナが印象的な「まゆのテーマ」や、水木一郎氏が歌った哀愁ある「むかしむかし」は名曲です。
思い入れのある作品だけに書ききれませんが、自分にとっては人生に影響を与えた作品の一つであるのは確かです。
