しみ

少女革命ウテナのしみのレビュー・感想・評価

少女革命ウテナ(1997年製作のアニメ)
4.3
ゼッタイ ウンメイ モクーシロクッ♪

あらゆる意味で突き抜けて革命を起こしてる。様々な愛のかたちだったり、女の子“らしさ”に一石を投じたり、「王子様」であらねばならなかった男の成れの果てだったり、やっと時代がこのアニメに追いついた感すらある。

毎話ツッコミどころ満載で見てて飽きない。殺伐とした学園生活なのかと思いきや2話くらいから様子がおかしくなる(早い)。全てのキャラを惜しみ無くネタにする潔さ、つよい。また後半から一人昼ドラ男のせいでさらに様子がおかしくなる。

男達のクズ度が半端ない。
もはや安心できるのはミッキーだけ笑。
でもだいたい一人昼ドラ男のせいです。
力を失ったことで肉体により何もかも支配しようとしたのか、、葛藤しながらも好きな人に立ち向かい、友を救おうとしたウテナの高潔なる勇姿が格好良い。

アキオ:世界の果て云々出口のない迷宮の世界…
ナナミ:何を言ってるのこの人?!!
天然ドジっ子いじめっ子お嬢様なナナミ様がラスト辺りはド正論パンチしか打ってこないのが潔い。視聴者の心を代弁してくれます。

最終回の終わり方すきすぎる。
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