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地球外少年少女のpenのネタバレレビュー・内容・結末

地球外少年少女(2022年製作のアニメ)
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このレビューはネタバレを含みます

画面を占める多様なフォントデザインによる文字情報とロゴマーク。身体と地続きのテクノロジー。モニター越しの現実感のない宇宙と、実感としての無重力。配信、SNSという現代のメディアが未来描写に与えた影響。陰謀論者。
藤子・F・不二雄漫画、逆襲のシャア、攻殻、宮崎アニメの記憶を経由しながら紡がれていく新世代の少年少女のジュヴナイルSF。良かった。
知能はフレームの枠組みを飛び越えて考えていいける。子ども達は飛び越えていける可能性を持ち、未来を選択出来る力を持っているのかもしれない。そうであって欲しい。宇宙は無限だから。そんな風に感じた。

磯光雄監督の新作が観られて嬉しい気持ちもあってか、多少補正入ってしまってるかもしれないが、テクノロジー描写≒世界観の描写からストーリーへスライドしていく小気味良さは相変わらず良いなと。贅沢をいえば、日常回が欲しい。やや凝縮気味。
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