結吏

後宮の烏の結吏のネタバレレビュー・内容・結末

後宮の烏(2022年製作のアニメ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

これは、原作読みました。なかなか辛いお話でした。皆に忌み嫌われる烏妃。彼女は、自分の役目のために、色々なものを犠牲にしてきた。そもそも、あの宮中から出られない呪いを宿命にもち、皇帝である高峻を慕いながらも、その運命に抗いたいともがく。
アニメでは、途中までしか描かれていないが、小説では、皆が力を合わせて、烏妃を外へ逃がすため、尽力し、成功する。烏漣娘娘の半身を見つけたことで寿雪は解放される。それは即ち、皇帝の元から去ること。彼女は自由になる。寿雪は、愛する人の元を去る決心をした。寿雪は後宮を離れ海商になる。小説の内容が辛辣すぎて、烏妃の運命を悲しんで涙。最後老婆と引退した歳をとった皇帝(子をなし役目を終えた高峻)が、城外にある離宮で碁を打つところで、やっと、2人は一緒に過ごすことが出来たのか!と泣いた。
だから、アニメでは、まだまだ、先があるため、不完全燃焼な終わり方なのです。
ぜひ、2期をやってもらいたいです。
高峻の腕に残る傷とか、気になるし、あの終わり方だと烏漣娘娘の行く末が気になる。アニメしか見てない人は、何だこの終わり方ってことになる。
結吏

結吏