シーズン2に引き続き、シーズン3も一気見してしまった。
「最悪な航海」、その名の通り最悪で良かった。
狡猾さを露わにしていくトーリンの行く末に、良い意味で期待を裏切られる。
クリーチャーの赤ん坊が、血を吸って膨れたマダニみたいで気持ち悪くて好き。
「巣」、多様な生き物を楽しめて良い。
人間の傲慢さと、“無垢”な生物たちの対比。
生物って、意外と突き詰めた結果はどれも似たり寄ったりなのかも……
「地下に眠りしもの」、ラブクラフトリスペクトな作品で好み。
グロさも絶望感もたくさん楽しめる。
「彼女の声」。噂には聞いていたが素晴らしかった。
まるでクリムトの絵画から抜け出してきたようなセイレーンと、聾者の騎士の話。
バレエの演目を見ているかのような優美な踊りと、美しい映像にすっかり魅了されてしまった。