スターウォーズ：クローンウォーズ シーズン3のうらぬすのレビュー・感想・評価

一話完結の感はいよいよ薄まり、複数話かけてエピソードを描くようになった分、一つ一つのエピソードが映画にも比肩する濃密さを帯び始めた。分離主義者にも善人がいることを示して極端な二元論とは距離を置いたり、血の描写こそないもののこれまでには見られなかったある程度の暴力描写（首を刎ねたり、腹部に大きな棘が刺さったり）が出てきたりと、多少のチャレンジも感じられた。何より、アソーカとアナキンの絆の深まりが愛おしく、その反面アナキンの行く末を知っている身としてはなんとも辛い。