『クローン・ウォーズ』(以下TCW)打ち切りから、ディズニー傘下のルーカスフィルムが新たに発表したアニメシリーズ第一弾。
総監督はTCWのディブ・フィローニが続投し、製作総指揮にX-MENシリーズを立て直したサイモン・キンバーグが名前を連ねている。
対象年齢はTCWより低めに設定され、子供向けアニメの趣きが強いシリーズに。残虐描写などは無く安心して観れる一方で、大人のファンにはやや物足りなさも。
これ単体として成り立っている作品ではあるものの、ほぼ各回映画本編からオリジナルキャストがゲストとして出演するのは嬉しいところ。
ルーカスの手を離れても、SWは作り続けられると証明するかのようなEP7にも通じる旧三部作のオマージュ。丁寧に創作されたキャラの設定は、次シーズン以降にその魅力を倍増させる。
あくまでも助走的な立ち位置に留まったシーズン1であるけれど、最終話に判明した情報源フルクラムの正体とダース・ベイダーの登場には目を丸くした。