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主人公はスーパーヒーローオムニマンと普通の主婦との間に生まれたマーク・グレイソン。長いとこ普通の子どもでしたが、ついにスーパーヒーローとしての能力が顕現！親父の下で鍛錬を積んだり、宇宙に出かけてみたり、若いヒーローたちとチームを組んだり、進路に悩んだり。完全に青春ものなのだ。
その一方で、オムニマン、そしていわゆるアベンジャーズ的な組織が1話の終わりで大襲撃を受けほぼほぼ死んでしまう。犯人は観客は知っているが、劇中は誰も知らない。マークの成長と事件の解明が同時に進んでいく中で訪れる最終話。アメスパではヒーローと電車、という素晴らしい構図を見せたが、本作ではその組み合わせで信じられない地獄絵図が広がる。
ヒーロー物語が溢れまくっているこのご時世に、若干のエロと強烈なグロで盛大にカウンターを放つ作品。
と、まあここまで書いたが、何が凄いってここまで全部ヒーロー・インビンシブルのオリジンであって、8話見ても全部これから広がる世界への種蒔きでしかないことだ。最高に面白かった！
