青の

機動戦士ガンダム 水星の魔女の青ののレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年製作のアニメ)
3.5
【完熟トマト】

・地球vs独立国家(コロニー)の争いの中で無垢なる少年少女が、大人達の負の呪縛に巻き込まれながらも成長していく…ってのが今までのガンダム だった。
端的に『大人vs子供』とか。
1979年のファーストガンダム から今に至るまで、一貫して『大人が子供を戦争に巻き込んで銃を与える』世界だ。

・それが今作、驚いた事に『企業vs企業』だ。
これは正に現代であり、金と覇権争いによって成される悲劇。
国とか地球とかを背負うナショナリズムは排除され、その背後にあるもっと闇深いもので子供達が翻弄されていく。
(現クールを見た限り)


皆殺しのサンライズが、今作でどれだけ鬱をやらかしてくれるのか楽しみ。
あんなラストにしやがったので、シーズン2は自ずと期待値が高くなる。

ちなみに、レズ要素?そんなに気にならなかった。
遠い未来か、知らない宇宙か、雄とか雌とかどーでもいい世界線なのかな?って感じ。
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