せびたん

機動戦士ガンダム 水星の魔女のせびたんのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年製作のアニメ)
4.5
『ロボを用いた決闘で物事を決める』という制度を持った高校が舞台になっておりまして、シリーズ前半は1話完結スタイルで、決闘シーンがメインになってる話が続きました。

私は一気見したせいか、それともロボに興味がないせいか、これには少し飽きましたけど、放映期間中に毎週見てる人にはちょうどいいようにできていたのかもしれないです。

また学園もの、魔女、女性パイロットというワードからコードギアスを連想しました。このへんうまく言えないけど、パクリでもリスペクトでもなくて、とてもいい感じの繋がり方といいますか。コードギアスという作品が現代に繋がったみたいな気がしていいなと思いました。

映像がきれいでした。そして私みたいなガンダム初級者にも、とっつきやすいガンダムでした。主人公のアレ要素や戦記もの要素が薄くて見やすかったです。

実は私、アムロ君が無理すぎて機動戦士ガンダムを2話で離脱しております。その後のガンダム•シリーズも主人公のアレ具合が受け入れ不能なことが多く、シード、ディスティニー、ダブルオーしか完走できなかったけど、今回はできるかもしれません(ディスティニーがギリです。途中何回か離脱しかけました。後半にキラヤマトが出てきて助かりました)。
本作では主人公のアレな部分がスレッタとミオリネに分散されてるのも、ガンダム初級者(たぶん進級できないw)にはありがたいです。ガンダム上級者の方々が、どのようにあの主人公達を受容しているのか、いつも気になります。

そういやミオリネ(ヒロイン?もうひとりの主人公?)のキーアイテムがなんでトマトなのかなっていうのを、見てる時にずっと思ってて、一気見の途中でトマトの花言葉をググったりしてたのですが、最終話のあの衝撃の最終シーンと関係あるのかな?

私の中では、あそことトマトが繋がって、あの衝撃シーンを見ながら、「ああ、こんなところにトマトがあるじゃん」なんて、不謹慎にも笑いながら、納得したものです。衝撃と笑いが一緒に来るパターン、けっこう好きなもので。

もしくはトマトの形状を心臓に見立てると理解できるのかな?
ミオリネの母から受け継いだトマトをスレッタに渡す、みたいな。

てなふうにトマトがとても気になってます。
ええ、本作はトマトが気になるアニメでした。
私にとってはこういうのも創作物の楽しみ方のひとつなので、ありがたいです。

2期を楽しみに待ってます🍅🫀

ちなみにトマトの花言葉は「完成美」とか「感謝」らしいです。それはそれで話に合ってる気がしたので、検索してよかったなと思っておくことにしてますけど。
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