Ruito

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールのRuitoのレビュー・感想・評価

4.4
ガンダムはSEEDを小さい頃に観た以来だったけど、ファーストからしっかりと見てきた方の多くが賞賛してるように、素晴らしい締めくくりだった。
日曜の夕方という、まさにガンダムの時間帯での放送だったが、1クール目はかなりショッキングな終わり方(詳しい方にはやっと来たかって感じだっただろうけど)だっただけに、子供が見る時間帯でなんて言葉もちらほらみた。
でも全部を通してみると、利権や会社、戦争、家族のかたち、SDGsを取り入れたりと、めちゃくちゃ教育的でもあったと感じる気がする。
多様性が囁かれる現代においては凄く刺さる作品だった。
また登場人物のほぼ全員が結果的には失敗していて、現実にもどんなに優秀な人でも、ポンコツな人でも必ず失敗をするってことを提示してくれてるのかな?って思えた。
「逃げたら一つ、進めば二つ」というプロスペラの洗脳のような言葉だけど、最終回の最後を見て、本当にそうだなって思える。
一部の限られた界隈で非常に話題になって、なんなら自分もそこから入ったけど、そういう要素が全くなくても非常にいい作品でした。
まあでも現代は多様性を尊重する時代ですから、多少嫌悪感を抱く人はいるかもだけど、そういう要素は重要ですよ!!
1クール目は見返してたけど、2クール目は見返してなかったので、ぶっ通しで見返します!!ありがとう!!!
Ruito

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