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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールのCIVILのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

センセーショナルな幕引きからのSeason2、自分は追っかけ勢だったからすぐ観れたけど、リアタイの人たちは待っただろうなぁ…

Season1で土台固めは済んでいるのでより濃厚により複雑にストーリーが展開していくのを観る楽しさもありながら、そのストーリー自体はよりハードになっていく
まだ子どもである各キャラたちにとってそれはあまりにも重いもので、毎話のように観てるこっちもしんどかった
ただ、そこを乗り越えた各キャラの成長が激アツだった
主人公らしくないとも感じていたスレッタは物語の核となる主人公へ、打ちひしがれていたミオリネも立ち上がる強さを見せ、グエルは完全に裏主人公的ポジションへ(進撃の巨人のライナーっぽかった)

その反面、各陣営の思惑と衝突もある中でやっぱりしんどいのは変わりなく…キャラ的にはエラン5号とノレアで感情ぐちゃぐちゃにされた
5号、4号のことを見習えこの野郎と言いたくなるような第一印象最悪なキャラだったのに「僕と来い!」でこれは主人公ボイス(CV.花江夏樹)…!ってなった、そしてノレアとの関係なぁ〜〜、どうやっても学園からみたらノレアはテロリストなわけで、あの最期以外の選択肢があったとしてもそれは決して視聴者の救いにはならなかっただろうなという気がしている…
エンドカードでさらに抉られた

主人公たちはまだ子どもであることも意味があるようにも思えて、若いからこその真っ直ぐさ、ひたむきさが物語を動かしているようにも感じた
今更ながら地球寮のみんな大好き、ああいう仲間っていうのも学園モノならではと思う

ひたすらしんどい展開ばかりではあったものの、ラストはハッピーエンドって感じで良かった、3年後のエピローグが好きすぎる
どうにかしてエピローグ周辺をアニメ化してもらいたい
・結婚式
・エラン(本物)とセセリアに挟まれて胃薬が手放せなくなるグエル・ジェタークCEO
・シャディクの内面を描くモノローグ的なの
・エラン5号の旅
・ラウダとペトラ、フェルシーも
・定期的に会っているであろう地球寮組の日常
などなど…

初めてのガンダムだったけど、超楽しめました

目一杯の祝福を君に
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