軌跡シリーズは一作目から最新作まで13本全てプレイ済みのズブ沼ファンです。
そんな自分からしてもこれはキツかった…。
内容はゲームをプレイ済みで、かつ世界観やゲーム内の歴史にある程度理解がないと全然わからないと思います。
しかも原作となるタイトルは10年前に一作目が発売されており、フルプライスのゲーム4本分(ちゃんと作品を理解しようとすると9本分)の大ボリューム作品。
しかもそのサイドストーリーなので見知ったキャラも思ったほどは出てきません。
ただでさえ本数が多くてとっつきにくいシリーズなんだから、アニメにするなら閃の軌跡1の内容をそのままやって新規のファンに興味を持ってもらった方が良かったんじゃないか…そう思わずにはいられません。
せっかく原作はストーリーもキャラクターも魅力的なんだから。
個人的にはもっと多くの人に知ってもらいたいゲームなのに、貴重なアニメ化によってたどり着いた結果がさらに敷居を高くしただけだったなんて悲しすぎる。
肝心の内容も全編通して蛇足感満載のDLCのような内容でした。
ここからゲームにキャラの逆輸入とか絶対やってくると思ったので最後まで見ましたが、これはこれで独立した作品にしておいてほしい。
この話を知ったからより軌跡シリーズをプレイする時に楽しめたり、ストーリーに深みを与えるようなモノでは決してありませんでした。
「悲惨なことがあった」とだけ語られていた土地での「悲惨なこと」を描いただけ。
ゲーム本編であまり描写がなかったのにはちゃんと理由があったわけです。
サイドストーリーにするにももっと良いところあったでしょうになぜノーザンブリアなのか。
新規キャラも好きにはなれなかった。
そりゃ100時間以上プレイしたゲームのキャラと同列に見れないのは当然ですが、ゲームに出てきてたとしてもさして推すことはなかったでしょう。
やっぱり軌跡シリーズはゲームだから良いのだと再確認できたのはまぁ良かったか…。
