dozen

僕のヒーローアカデミア 第6期のdozenのレビュー・感想・評価

5.0
強烈にしんどい今シーズン
本当にみんな生きてくれ…それだけで十分だから…
と思いながらずっと泣きながら見てた

特にかっちゃん。
デクを想うかっちゃんの姿なんて、涙なしで見れへんのよ
常にキレてるかっちゃんが
あんな静かにお話してるのヤバいよなぁ涙
「あいつは根っこの部分で自分を感情に入れてねぇ
きっと昔からずっとそうで、やれることが増えた今も
それが不気味で、遠ざけたくて、
理解出来ねぇ自分の弱さを棚上げして、いじめた」
そして身を呈してデクを助けた時に、
"考えるより先に身体が動く"
というヒーローの本質ともいえる部分を
ここで持ってくるのが神すぎる…

今シーズンは終始しんどいのやけど、
何もかも1人で抱え込んで、疲弊していくデクを見てるのが1番しんどかった
オールマイトを突き放すシーンが特に。
そんな追い詰められたデクの元に、
A組のみんなが駆けつけて来てくれるのが最高
そして、最終的にデクを止めたのがかっちゃんではなく
飯田くんなのが最高に良い。めちゃくちゃ泣いた。
そしてかっちゃんの「今までごめん」がね……

未成年の主張がめちゃくちゃ良かった。滝泣きした。
"ヒーローが辛い時、
誰がヒーローを守ってあげられるだろう"
という言葉を繰り返すお茶子が素敵すぎる

エンデヴァーに全ての責任を負わせようとする世間
頼りに頼った挙句、使い物にならなかったらヒーローを切り捨てるような社会
これまでのヒーローたちの功績が
ひとつの綻びで全てが無かったことになるのが恐ろしい
力を持ってしまったデクの重圧も
まわりの人々は理解できないからこそ、
全てを否定し、聞く耳を持たず、遠ざけることしか出来ないのがまた悲しい
何かに当たらないと前を向いて歩いていけない所が
人間の弱い部分だなと改めて考えさせられた


最終回、やっと心から笑えた~!涙
デクもオールマイトもかつて自分が救った人に救われたんだなぁ
お茶子が言ってた「ヒーローを守るのはきっと…」
っていう言葉の意味がここで明らかになるのか。

見る度にヒロアカのこと好きになっていく
消失弾が当たる前に覚悟を決めていたイレイザーも、
デクの浮遊の個性を見て、志村を思い出すグラントリノの姿も、
エリちゃんの力によって復活したミリオも、
どのシーンを切り取っても、目頭が熱くなる展開ばかり
そして何と言っても、かっちゃんが急激に進化を遂げた今シーズン!最高でした本当に!
続きが待てないので原作読んできます…!
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