ついにここまで追いついた。
シーズン7が放送中だけど、とりあえずここまで来れれば劇場版には対応できる、かな。
今までの劇場版、なぜかTVもコミックも一度もほぼ観たことないのに観てた。
それでも十分過ぎるぐらいのエモさを体感し、逆にそこからTVシリーズを観始めたクチ。
それでここまであれよあれよと来てしまった。
最初は“無個性”なのに、ひたすらに完全無欠のヒーローに憧れた緑谷少年が、まさかのそのオールマイトから“ワンフォーオール”なる特異的な“個性”を受け継ぎ、その能力に翻弄されながら成長していく物語だった。
が、今、このシーズン6はもうその成長ドタバタ劇の領域を超えた。
かつては、“無個性”なのに、やたらとヒロイズムを眠らせる緑谷少年を煙たがり、忌み嫌っていた爆豪少年との切磋琢磨を経て。
加えて、オールマイトの影でいつもNo.2の肩書きだった炎のヒーロー、エンデヴァーの息子でその育成過程に“闇”を持つ轟少年。
このヒーローの卵たちが通う学校の学園ドラマから、彼らの成長を経て、それと同時に発展を遂げてしまうヴィランたちとの鍔迫り合い。
点在してそれぞれが悪さをしてそれを取り締まるヒーロー対ヴィランの構図から、オールマイトの欠如、そして、そのライバル的な存在“オールフォーワン”、、、からの、死柄木弔の覚醒。
この死柄木弔のカリスマ性により、ヴィランがまとまりを見せてしまうことで、善と悪が混沌としてくる。
今まで、壊すのがヴィランで守るのがヒーロー。
それが、周知の事実としていた構造が壊れ始め、市民の中にもヒーローに疑いを持つ人々も現れてくる。
ヒーローがいても街が守れない。
“ワンフォーオール”を狙うがために緑谷少年が標的となり、彼がいることで周囲に危険が迫る。
立ち向かうにも、ヴィラン側も数も能力も大きくなっていく。
そんな中でも活路を見出し、時に市民に石を投げられても、“何を守るか”をひたすらに迷わず信じて突き進むヒーローの卵たち。
第136話“デクvsA組”、ここが全てを物語る。この話は神回、、、エモすぎて泣ける。
麗日お茶子、今まで頼りないヒロインだなと思うこともあったが、ここに来て。
彼女がいなければ緑谷少年は成り立たない、それぐらい彼女がすべてを、全ての石の的になりながら代弁する姿。
孤立し、被害を抑え、孤独に立ち向かおうとする緑谷少年に、決して折れない仲間たちの思いがぶつかる。
特にここしばらく行動を共にして今までにない関係性を築き始めた爆豪との会話。
もう、色んなところで胸がいっぱいになるこのシーズン6。
ここからいよいよヴィランたち、死柄木弔との決戦は近い。
そして、劇場版、、、色々楽しみで仕方がない。
すっかりハマりにハマってしまった『ヒロアカ』、最高なヒーローたちの青春と成長アニメ。
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