キネマクロラ

プリンセス・マヤと3人の戦士たちのキネマクロラのレビュー・感想・評価

4.5
来ました!最高のメキシコごった煮鍋!

アステカ神話の神々からルチャリブレ(プロセス)まで、メキシコの文化と世界観を全部丸呑みできちゃうお得な一本。『ブック・オブ・ライフ』好きな人はまず間違いなくハマる。っていうかハマった。それはもうがっつりと。
相変わらずの異常なまでに作り込まれたキャラデザと世界観は観てるだけで、ほへ~となる。そしてそのキャラがまた活きのよいカメラワークとともによく動くのでアクションシーンが楽しい。
1話40分前後だけど各話によって結構違う。作り手の好きな尺で作れるのも配信ならではか。おかげで間延びしない。1話1話見ごたえがあるけど話のテンポが良いので長さは気にならず、2日ぐらいで一気に観た気がする。
仲間も敵も揃いも揃って濃すぎるので後半になると主人公が目立たない😅 お気に入りは弓使いのチミ。見た目のインパクトもさることながら、方言でしゃべるのがすごくいい感じ!(吹き替え版が秀逸なのでオススメ) そして猫好きはチャパにハマる。そうなるように作られている😍
ストーリーは大筋は王道だけど、日本アニメには無いような展開もあって、良い意味で裏切られる。総じてレベルが高く、見終わった後に満足感がある。

ガッチャマンの起源がメキシコにあったことが知れたのが一番の収穫です。(逆か?)