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魔法少女まどか☆マギカのMondeFilmのレビュー・感想・評価

魔法少女まどか☆マギカ(2011年製作のアニメ)
3.5
1.
 走り方からシャフト。特徴的なクワイア。本編が12話しか無いのを知らなかった。当時はけいおんもあってきらら的なビジュアルがそもそも流行っていた。虚淵玄最近名前を聞かないな。なるたるのOPみたいに全部伏線なんかね。アプリに受け継がれるBGM。学校のデザイン面白い。蒼樹うめのデザインせは誰が美人に該当するのかよくわからない。個々人にそれほど違いがない。電波さん、萌え。アイルランド民謡。登場キャラがちゃんと説明しない作品はフラストレーションが溜まる。
2.
 普通
3.
 ここまで有名になると大して衝撃的でもない。なんとなく劇伴がいなたい。自分に合わない。
4.
 タイトル回収がアツい。嫌だけど追い込まれていく。納得できる理由をつける。2010年代ってこんなノリだったっけ?なんとなく洒落臭い。杏子のキャラとか梶浦の曲とか。担任の教師の独白とか。途中のアニメーション表現が面白かった。とはいえ2023年、シャフトの存在感はめっきり薄くなった。自分が相対化されていく。これが正解だ。小林尽!
5.
 時間の流れが遅く感じる。クロノスタシス。キルミーベイベー。死、殺人を軽く扱っている印象がある。魔法少女モノのテンプレートとしてバトルを反転させている?
6.
 魔法少女モノのテンプレートとしての超能力を説明することで視聴者を逆手に取る。この作品単体では面白さが成立しない。メタ的な働きかけ。
7.
 食べながら話すとか、ダンスしながら話すとか、いきなりキレるとか。2010年代。四半世紀も生きる前に見るべきだったと思う。友情とか痴情のもつれとか...非人間的な身体がもたらす悲哀。『ヘラクレス』?望んだ結果が裏返る。
8.
 よく知られたタイトル。ドラマとはすなわち迷惑。バカでなければ物語は起こらない。悪人ではなく意思疎通不可能な存在として描く。別の存在。宇宙人。本屋みたいなBGM。
9.
 誰も未来を信じない、加速主義。ライ麦畑でつかまえて、の印象。
10.
 オープニングを最後に持ってくるのはアツい!未来は誰も信じない。魔法少女になること自体が反転される。
11.
 時間遷移が魔法少女を強くする設定がこの段階で明かされる。遅いといえば遅いが、視聴者も整合性より悲劇を求めているから問題にならない。Supercellって2010年代過ぎる。
12.
 最終的にいわゆる魔法少女の範型に類するのがアツい。色々とニチアサも変わってきた昨今だとあんまり響かないかもしれない。暗い話を展開した上でちゃんと救いの存在になってくれましたありがとうございます。自己犠牲というか、キリスト教みたいな話になってきた。草や水に命が宿る?アニミズム。しっちゃかめっちゃかした世界に収拾つけるためになかったことにするパターン?もうテーマソングがコネクトやん。
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