こちらも渋めの作品。
主人公が入れ替わるオムニバス形式で、
諜報機関の暗躍を描いている。
序盤はスカした雰囲気のアニメだなぁだと思いながら観ていたが、
中盤あたりからはスパイ美学、哲学が感じられて楽しめた。
勧善懲悪モノではないのだが、脚本がスッキリとしている。
観ていても疲れない良い塩梅。
敵の裏をかいていくストーリーラインが小気味良い。
もう少し強敵/難敵がいればもっと見応えあったかな。
あとはシブ声声優だらけでずっと耳が心地よい。
堀内賢雄、故・藤原啓治に銀河万丈までいる。
作画もさすがのI.Gでした。