クローンウォーズやマンダロリアンなどで知られるデイブフィローニが製作したスターウォーズのスピンオフアニメ。アソーカタノやドゥーク伯爵の過去に焦点が当たった話。
1話20分にも満たないアニメだけど素晴らしかったです。今作の何が良かったのかなって鑑賞後に色々考えてみましたが、一つ圧倒的に秀でていたのは映像面でした。クローンウォーズのシーズン7もVFXはかなり綺麗になっていたけど、今作はVFX云々以前に1ショット1ショットの構図が美しかったです。キャラクターの配置とか、光の当て方とか、CGアニメーションだからこそのルックの良さが際立っていました。その点実写ドラマのマンダロリアンやオビワンはステージクラフトによる撮影が安っぽく見える瞬間が時々あったりして、映像がやや物足りないです。多分このアニメはお金がそれなりにかかっていたし、デイブフィローニ自身にも相当気合が入っていたんだと思います。
短尺なためストーリーは弱いのが否めませんが、全体的に楽しました。今作はアニメだけど良いスターウォーズ作品です。今後もマイナーなジェダイに焦点を当てて続編を作ってもらいたいところです。
