このレビューはネタバレを含みます
結局盛り上がることなく1クール終わってしまった。
一番良かったのは7話のロックとレヴィの喧嘩かな。
セリフがあざといというか、狙いすぎててあんまりハマれなかった。なんかポエムっぽい。
「檄鉄を起こせ」は好きだった。
この手の会話だったら、今のところ攻殻機動隊が一番好き。似たようなテイストならカウボーイ・ビバップの方がかっこいい。
全員仕事がベースにあって、その上で成り立つ信頼関係のもとで合間に挟まるジョークやら雑談がかっこいいと思ってる派。
パルプフィクションとか。
あと、わりとリアルよりのアクションなのに全然味方サイドに弾あたらないの違和感。真正面からノーガードで撃ち合ってるのにそんなに当たらないわけないでしょ。
ルパンとかあれくらいコミカルに振ってるならいいけど。
レヴィがずっと脳筋だし、ロックもナヨナヨしてるのかできるやつなのかいまいちはっきりしなかったし、全体的にキャラにもあんまり魅力を感じなかった。ドラマもないしね。
こういうのはアウトローなりの筋だったり義理だったり人情が見えてくるから面白いわけで、ただただドンパチしてるだけだとほんとにそれだけになっちゃう。
浪川さんと豊口さんがちょっと微妙だったな、、
浪川さんは勢いのある新人みたいな感じで一辺倒だったし、豊口さんもそういうキャラ、そういう声質にしてるだけで実在感というか迫力がなかった。
なんというか、企画の段階で「アメリカンぽいイカした会話」「ド派手なアクションシーン」っていう外側だけ取り沙汰されて、肝心の中身が伴ってこなかった印象を受けた。