葬送のフリーレンの10の情報・感想・評価

勝ちを確信するのが早すぎたアウラ

とにかく「素晴らしい」の一言です。 時間の関係上、見終わったあとに全体的な感想だけ書こうと思っていたのですが、今回は本当に素晴らしい回だったので、思わずコメントを書きたくなってしまいました。 フリーレンがアウラに勝てる理由を1話丸ごとかけて丁寧に説明してくれたので、お陰でアウラがフリーレンの魔力量を見誤り、自らで手を下そうとしたことが、いかに「愚か」な行為だったかを、実感しながら見ることができました。 その、「説明パート」も、これまで謎の多かったフリーレンの過去を回想しながら進めてくれたので、くどさを全く感じませんでした。 むしろ、フランメの登場シーンが思ってたより多くて嬉しいとさえ思いました。 作画や演出も素晴らしく、ラストシーンなんかは衝撃的だったのですが、長くなってしまったので今回はこれくらいで

フランメ先生との出会い〜 魔力で欺く！！

この作品の師弟関係最高なのよ

魔法を愚弄する最低な戦い方の意味だとか、フリーレンとフランメの出会いと別れのエピソード。静かで淡々としてて、なのに終盤の決着で一気にギアがアップする。ここまで緩急が攻撃的な回は久々です。 特に最後のフリーレンが吐き捨てた台詞とか勇者ヒンメルが直感でフリーレンを見抜いた場面。後者の威力が最大だけどスゴく美しかったです！

金ローの後で視聴。アウラｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━━!! 「魔族を欺くには魔力量で騙す」。これは中国戦国時代の田単のような策略。｢はじめは処女の如く弱々しげに見えて、敵が油断して防備もせず、後には脱兎のごとくすさまじくて、敵が防備しようとしてもその暇がないとは、田単のごときをいったものであろうか」。戦に手段を選んでた魔族が悪い。

もうカッコよすぎる！！！ 魔族が言葉でこちらを欺くのなら、魔法使いは魔力で魔族を欺く！！！ 自分の辞書に載せたい。

魔法力の大きさでは強さは測れないって事なんだ。 クソみたいな驕りと油断か…そこに勝機があるんだなぁ。それにしても見事だったなぁ、フリーレンは。

2023-11-10