Netflixオリジナルシリーズ
突如日本に襲来した怪獣とそれに立ち向かうガメラ、子どもたちの冒険、そして大人たちの陰謀を描く。
昭和のガメラ作品は一つも観たことがないので登場怪獣は大体初耳なのだが、ネットで画像検索をかけて比較してみると、オリジナルとの共通点や相違点がよくわかる。総じて怪獣デザインはよくできていると思います。個人的に一番好きなのはギロンですね。
それに対して、人間たちのデザインはナンセンスです。モデリングもレンダリングも不自然だし、CGの良さというのが終始見えてこないです。まぁそれでも観ていくうちに段々慣れはしますが、宮野真守演じるタザキだけは最後まで気色悪いままでした。ウケを狙っているのかと思うくらい造形が狂ってる。
怪獣プロレスはなかなかの迫力ですが、フレームレートが一定じゃないのが気になるところ。
ストーリーは正直あまり期待していませんでしたが、思ってたよりは見れます。後半から展開に一捻りあって、いかにもSFって感じで良かったですね。
自衛隊に出動命令が下されない中、戦車の車内で黙々とキャラメルの包み紙で折り紙しながら待機を強いられる佐々木大隊長とハッチを開けて逐一報告する部下のコンビが一番好きかも。
配信から一月近く経ったのでガメラファンなら既に視聴済みのことでしょうが、怪獣が好きでまだ未視聴という方が居られればぜ、是非ご覧下さい。
