こだま

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第2部のこだまのレビュー・感想・評価

4.4
1期につづき一気見。

2期では神殿の巫女見習いとして違う世界へと足を踏み入れていくマイン。

主に描かれた題材は“身分社会”。平民であるマインに対する貴族たちからの鋭い視線や態度。1期に比べると辛いことも多いが、マインの味方のおかげもあって暗くはなく楽しい雰囲気が広がる。

味方をどんどん増やしていく、一人一人攻略していくストーリーが丁寧でよかったし、それぞれのキャラに対する愛着も湧いてくる。
基本的には初期メンツが好きで後から入ってきたキャラにはあまり興味を持たないが、この作品に関しては最初からオープンな気持ちになる。

舞台が変わり、マインの活動も世界を広げたこともあり、中弛みなくスピードを加速したようでさえある。今期も面白かった。

ルッツも成長している部分が個人的には推せる。マインは本のことしか考えていないし、ルッツもルッツな感じだがマインのことは大事にしすぎるくらい大事にしている。恋とかそういうのではなく近しいこの関係が好きだ。

3期はよりドロドロとした展開も増えそうである。このまま進んでほしいがとりあえず3期を期待して待つのみ。

本当にマインの周りのキャラが皆んな好きすぎる、順位がつけられないくらい好きが大きい。
こだま

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