PLUTOのRyosukeのレビュー・感想・評価

何気なく見始めたエピソード1で惹き込まれ、そのまま最後まで一気に見てしまう。
高性能ロボット達も処理に困る複雑な感情表現を成り立たせる画力と、3D映像とのバランスが良くて凄まじかった。

心や感情という際限がない機能ゆえの不安定さ。

強い哀しみが怒りから憎悪に変貌を遂げ、岐路に立たされた時、破壊行為や攻撃に至る容易さと自制する困難さをひしひしと感じる。さらに伝播力も持ち合わせているから非常に厄介。
反対に音楽や家族、子供にその力を全く真逆のベクトルで転用する奴だっているということ。