ヘイヘイ

PLUTOのヘイヘイのレビュー・感想・評価

PLUTO(2023年製作のアニメ)
4.2
3年くらい前に天王洲アイルのガストで家族でご飯食べてたら、髪モジャモジャした感じの人がやってきて絵を描いてたんですよね。

わたしはすぐビビッときました⚡️
これは、あの”浦沢直樹”大先生であると!
(NHKの漫勉みてた)

中学時代にマスターキートン、MONSTERを読んで衝撃を受け、それからずっーと憧れてたので、気が気でなくなりご飯食べながら横目でチラチラ👀

仕事を邪魔してはいけないと思いながらも、  話しかけたくてうずうず。1時間くらい様子見て、会計に立ったのを見計らってダッシュ!

本人じゃなかったらどうしよう〜と思いつつももうこんなチャンスはないので、勇気を出して「あの〜、よく漫画家さんに似てるって言われませんか?」と尋ねると、

フフフと笑みを浮かべ、肯定も否定もせずドアを開けて去っていきました。
本人じゃなかったら、否定すると思うのできっとあれはやはり本人だったのだろうかなぁ。もし、本人だとして、「いや、違います」って言われたらシュン😢としてしまうので、後から思い返すとこの対応って粋だなぁと考えるようになりました。
今では、憧れの人に会えたよき思い出になってます。

※新木場の駅で電車のドアが開いたら、林家ペーパーが乗っていました。本当にピンクの服きてカメラ持ってたので笑いました🤣

っていうPLUTOと全く関係ないこと書きましたが、それほど私は浦沢直樹さんのマンガが好きなんです。

ネット界隈では「風呂敷広げるのはうまいけど畳めてない」とか揶揄されることも多いですが、本作も序盤の牽引力は相当に強い!

第1話の中に詰め込まれてる要素がたくさんあり、どれかに引っかかれば続きが気になってしょうがなくなる作品なので、原作未読でもまず観てほしいです。

以下、本筋含むお話あり↓↓
























考察読むまでもなく、このお話って911以降のイラク戦争の裏側がモチーフですよね。
WMD(Weapon of mass destruction:大量破壊兵器)の件とか。こういうのはタッグを組んでる長崎氏のアイデアも入ってるんですかね?

本作には物語の要素が複数あってそれがギリギリのとこで成立してるとこ凄いなぁと。
一歩間違うとバラバラになりそうなとこで要所要所にエモーショナルなお話が挟みこまれて、思わずグッときてしまう🥲

6〜7話までほんとにとってもいいんですが、最後が。。_:(´ཀ`」 ∠):

なんでいきなし大味になってしまうのか、、
そして「憎しみから何も生まれない」は、たしかにそうなんだけど、それを言葉に出して観客に説明させちゃうと急にメッセージが安っぽくみえてしまうんだよなぁ。

マンガは台詞にしなきゃ成立しないけれど、アニメならそこは忠実に再現せず、別の演出で表現できなかったかなぁと。

そして「憎しみは消えず連鎖していく」を地でいく、今の世界情勢。最後は一体どうなってしまうんでしょうか。
ヘイヘイ

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