浦沢直樹さんの漫画は、「MASTER KEATON」や「MONSTER」など大好きで、この漫画も読もうと思っている間にアニメ化され、つい観てしまいました。
人間とロボット(AI)が共存する世界。
ChatGPTが出てAIが身近な存在となり、シンギュラリティも早まるのではと言われる今、とっても興味深い内容の話でした。
AIが人間より優秀になったら、AIは人間を排除しにかかるという未来を描くSFが多い中、この作品はちょっとニュアンスが違う印象でした。ロボットが人間に近づくにつれ、人間が様々な経験の中から芽生えてくる感情を疑似体験していく姿を描いていて、人間とロボットの狭間で漂う姿が切ないです。
サスペンス風に進行する中盤まが良くって、2話のエピソードはグッと来ます。最後はやや弱いかな、、でも、全体として面白かったです^_^