カルロスあきお

PLUTOのカルロスあきおのネタバレレビュー・内容・結末

PLUTO(2023年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

Netflixで鑑賞

人間とロボットが共存する世界で、強力なロボットが次々と破壊される事件が起こって、、、

元々は手塚治虫原作の「鉄腕アトム」の話を浦沢直樹作品で書かれたマンガをアニメにした作品。

物語の世界観が今でもよく使われる内容で全然色褪せないストーリー。

人間とロボットの関係がとても絶妙でロボットに感情があったら?憎しみや悲しみがあったら?がとてもうまく描かれている。

作中にはアトムやウラン、お茶の水博士や天馬博士など馴染みのある方にはとても刺さるキャラクターが出てくる。

ロボット刑事のゲジヒトがストーリーの中心にいるキャラクターでロボットでも様々な感情が生まれる場面がすごく面白い。

高性能のロボットたちはとても一人一人個性があり、どのキャラクターもみんな良い。
ノース2号の話が1番印象的で、戦闘ロボットがピアノという好きなものを見つけたのに戦いに行かないといけなくなるシーンはとても悲しくなるせない気持ちになりました。

プルートウというキャラクターもとてもうまく作り込まれていて、後半から終盤は今作のテーマそのものになっていてストーリーの終わり方も見事だと思いました。

アニメーションも作り込まれていて、戦闘シーンもすごいし、作画っぽくなる所めちゃくちゃ見応えがあった。

テーマも良かったし、アニメとしての作りも素晴らしい見応えバッチリの作品でした。