いさせ

PLUTOのいさせのレビュー・感想・評価

PLUTO(2023年製作のアニメ)
4.5
これってプルートゥ?それともプルートウ?

「ロボットの話って結局人間が書いてるから冷めちゃうんだよなぁ」と舐めていた自分を許してください。1話から泣きました。

ロボットの憎しみを描いた作品ではあるものの、行き着く先は人間の心理学。この時代にアニメ化した理由は、天馬博士のセリフに詰まっていると思う。この作品をフィクションとして楽しめなくなる日が来るのもそう遠くないな。

途中から同じ事の繰り返しになってる気がして、6話ぐらいに収められた気もするが、繰り返し伝えなければならない程のメッセージだったのは確かである。尺がドラマと同じで、いつも見てるアニメとテンポが違かったのは、サブスクにしかできない面白さ。

CGを使った作画が特徴的。そして何より声優の演技が全員素晴らしかった。日笠陽子さん、少年のアトムの声もできるなんて、凄すぎるでしょ。
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