Yumyum

薬屋のひとりごとのYumyumのネタバレレビュー・内容・結末

薬屋のひとりごと(2023年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

※各話視聴後追記予定

面白かった。

けど、コミック(無料試し読み分しか読んでいないが)のほうがテンポが良かったな、という印象。
このまま恋愛ベースにシフトしないでいってほしいなと思う。

「後宮の烏」と同じタイプのアニメだなと思った。
「不思議な(人とは違う)能力を持つ女主人公が宮廷(後宮)内の謎を能力を活かし解決していく話」だから。

OPアニメーションの謎ダンスがよくわからないなと思った。

性格的にも踊りそうなキャラクターならあのOPでもいいんだけど、アニメ見た感じ「この子ぜってーバッチバチに化粧もしねーし、踊らねーだろ?死んでも踊るかよ(ケッ)ってキャラクターでは?」と思ってしまっただけに違和感が凄かった。

謎ダンスOPとかって「まぁゆーてこのキャラクターなら踊るかもな…」なアニメに使われたりするのでまま納得して見ていたが…いやーこのアニメの主人公は踊らんやろ…ましてこんな露出ある服も着ないやろ…と。
めちゃめちゃ稀少な毒草を人質にとられない限りは、この子化粧して露出した服では踊らんだろ。

露出服で舌ぺろな魅惑のダンス?で男性目線のエッチ記号化(主人公は作中エロの記号化から外れるポジションにあるため)を目的としたかったんだろうが、意味不明な「(男性目線の)撒き餌のエロ」を仕込むくらいなら、原作漫画にもあった「毒草食って恍惚としてるOP」のがまだマシだったし理由が通るし良かったのでは?

今のアニメってOP曲の歌詞がアニメの内容に合っている+または寄り添っている、かつOPはその歌詞を最大限に活かした(アニメの内容に合っているのは勿論のこと)ものがスタンダードだと思っていただけにガッカリ感が凄かった。
歌詞がアニメと合っていないがOPムービーはアニメに合っていた90年代アニメのがまだアニメ作品のテーマ性をリスペクトしていたんじゃなかろうか?(スラダン{90年代ver.}初期なんて歌詞はアニメの内容に合わなかったがムービーは最高だった)

アニメの内容は面白いので次回が楽しみ。

10/29追記
4話視聴。
面白かったし、1~3話よりキャラクターが動く動く!動く所作の作画が良すぎてビックリ。

内容、作画良すぎただけにミソジニー描写が気になってしまった。

男キャラクターが女キャラクターの行動や原動に対して(しごく全うな意見を述べただけの女キャラクターの行動に対して)
「女は怖い」
発言がなんか「この状況下において」とんちんかん発言すぎて…。

ことあるごとに「女、女」の対立に話の本質を無視して「女という生き物」自体への蔑視発言にシフトする発言にげんなりしてしまった。

根本を見てよ…って思っちゃったし「帝って男1人のために女を誘拐したり側室になることを望まぬ女を金つんで無理やり後宮に連れてきて女の人生と自由と尊厳を奪ったり(やってることは「お国のため」と称したレ◯プなんで)あまつさえ仕える男の性器を切り落としたりする」男(たち)のほうが倫理的にも暴力的で残虐性が高く陰湿で「怖い」だろ、と思うんだが…。
Yumyum

Yumyum