MGJ

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-のMGJのレビュー・感想・評価

5.0
第一幕が優美であるならば、第二幕はさながら幽玄。

八雲の落語にまつわる生と死が重なり合い、現世と幽世まで混ざり合う。

死神に出逢う場面の緊張感たるや、稀に見る傑作の域。


時を経て育つ、共にあることで築かれる情。

良いものはなくならない、すべての真理たれと願う。




演じる方々の力量に舌を巻くばかり。
MGJ

MGJ