のり

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-ののりのレビュー・感想・評価

4.3
人から人へと継承する
それは歴史そのものである

シーズン1も良かったが、シーズン2は期待以上だった!!
このアニメが高評価されてるのも納得!
無駄がないし、最初から最後まで通して濃密。落語っていう1つの題材を通して、人生、時代、愛、etc.を網羅しとるんちゃう(笑)って感じるアニメ!

人は誰しも、言えないような秘密を抱えていたり、嘘は嘘でも優しい嘘をついたり、目に見える情報だけで善悪を判断することは厳しい。
分からないからこそ、良い面も悪い面も兼ね備えていて、面白みに繋がるのだろう!

与太郎が助六となり、八雲の名を就任。
憧れてきた師匠たちが演じた芝浜や死神を再現する。
これだけでも十分過ぎるいい話なのに、落語心中の積み上げてきた良さが、さらに1ランクも2ランクも良さを引き立てる。

アニメとかって、いい作品に出会えると、その題材になってることまで興味が湧いてくるよね。笑
偶然この作品見たいな、くらいで視聴したはずが、その後の人生に影響する可能性もあるし。笑
単純にアニメなどを見ることは好きなので辞めることはできないし、辞めるつもりもないけど!これからも沢山の良い作品に出会えることを願うばかり!!!
のり

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