このクオリティを、公式がYouTubeで無料公開してるの頭おかしい(褒め言葉)
シナリオとしては、少しアヤベを病ませすぎた気はしたけど、演出も作画も素晴らしすぎる。
トプロの真っ直ぐさ、アヤベの救い、オペラオーの覚悟。
３人の魅力をこれでもかと押し出してくれた。
トップロードの明るくて真っ直ぐで周囲の期待を大事にするところ、王道主人公として優秀すぎる。
そこにアヤベの史実要素と妹さんの関係性をはめ込んで、覇道を行かんとするオペラオーの精神性を描写していくの、キャラ作りと脚本がいくらなんでも上手すぎる。
個人的な話だけど、自分は実馬のテイエムオペラオーが１番好きで、このアニメで理想どおりに掘り下げられていて満足。
オープニングの鏡の演出や、ダービーでの敗北の瞬間とか、そういうところで素のオペラオーが僅かに見えるのだけど、それを表に出さずに覇王として振る舞う姿が素敵でした。
菊花賞での鬼のラストスパートは声優さんの演技も作画も相まって、今後の無双ぶりを予感させるし、負けたら負けたで爽やかに勝者を称える器の大きさも感じられて、まさに見たかったオペラオーでした。
2000年の有馬記念を、ぜひこのアニメチームで描いて欲しいですね。
