”わたしたちは”
”これからも精一杯”
”アニメを作り続けることを”
”誓いま”
”す”
”ドンドンドーナツドーンといこう!”
”速く描くには上手く描く”
”上手く描くにはたくさん描く”
”たくさん描くには速く描く”
”仕事は続けないと楽しくなってこないからね”
”ピンチはピンチで楽しいけどな”
”というか、そう思わないとやってらんないよ”
”夢みたいなお話を創るには夢見てばかりじゃいられないからね”
”分からない上で描くのと分かった上で忘れるのは違いますから”
”ただ前に進んでるだけなのに色んな出会いがあって”
”その旅毎に新しい世界が見えてくるんだ”
”クリエイターには関わった話数1本1本が名刺代わりってこと”
”才能っていうのはチャンスを掴む握力と失敗から学べる冷静さ”
お仕事アニメ。
アニメ作りの現場を描くアニメで、主人公は1番大変な制作進行。
めちゃくちゃ面白い。仕事としてのアニメ作りの過酷さややりがい、楽しさが伝わってくる。ほんとに辛そうに見えるとこは辛そう。
まだ自分が学生で仕事をしていないから分からないけれど、好きなことを仕事にして頑張っている人にはより刺さる話なんだろうなと。
最終的には主人公のみゃーもりにも「この仕事のゴールは?自分は何がしたいのか?何がしたかったのか?」と、自分への色んな疑問が増えていく。仕事は食べていくためのものなのかもしれないけど、きっとそれ以上の理由というか、意味があるんだろうなと。それを見つけるために仕事してたりして。
でも学生なら学生で楽しく観れるところがあるのも確か。高校のアニメ研究部のメンバーが仕事の中でまた出会って切磋琢磨していく様は青春ものとしても観れる。
仕事の業界の特色が観れるのも楽しい。作画、音響、美術、演出がそれぞれしっかり描写されているので観ているだけでも面白い。
個人的には業界の過去や、古くからその業界を支えてきた職人達をしっかり立てているのが面白かった。
武蔵野アニメーションの前身となる武蔵野動画が描かれる回は凄く良い回。
劇中劇の使い方も面白く、ただ単に作中のキャラクター達の目標や仕事の対象に留まらず、内面を映し出す心理描写を担う舞台装置としてもしっかり機能している。そして作品として普通に面白そうなのがまた。
名前と顔が一致しなくなりそうなレベルでキャラが多いのも特徴。中でも何人かは実在の業界人をモデルとしているのも面白い。それ以外のオリジナルキャラは基本可愛かったりカッコよかったりなので観やすい。
作中でキャラクター達がぶつかる壁も共感出来るものが多く、特に絵麻ちゃんの抱える焦りはすごく共感出来た。
最後までダレることなく楽しめる、お仕事アニメの金字塔。
絵麻ちゃん、矢野さん、興津さん、渡辺さん、平岡が良いキャラ
みゃーもりを応援したくなる
5〜12話あっという間
どれも面白すぎる
19話も良い
opedがどれも良い
映像が変わったりするのも観てて楽しい
なんか「えくそだすっ!」も「第三飛行少女隊」も観たい
なんならぷる天も
前半は高梨に、後半は茶沢に耐えなきゃいけない
武蔵野動画の古参達ほんとすき
カーチェイスのシーンが妙に凝ってる
最後の打ち上げに紛れ込むアニメキャラ、スターウォーズのep6っぽい
最終回みんなかっこよすぎ
渡辺さんそのマシンは渋すぎ
ハンドサインも渋すぎ
そしてなにより音速の貴婦人!!!!!!!!