原作勢ですが、大満足。
先天性の聴覚障害の女の子とバックパッカーをしている男の子のラブストーリー。
少女漫画のアニメ化って作画雑なことが多いんだけど、さすが人気作品。綺麗に丁寧に描かれていてありがたい!
原作だと、セリフの文字や手話で雪の耳の聞こえない世界を表現しているところを、アニメならどうするのか気になっていた。
手話はえ?そこまで!?ってレベルで、滑らかに動いたり、手話の時に心の声だけでなく文字をあえて画面に描くことで、文字のフォントや色、出し方や消し方で感情を繊細に表現していた。
雪ちゃんは耳が聞こえないから、体や表情で感情を全力で表現している。逸臣さんは、外国育ちだからっていうのもあるけど、ストレートに感情を伝えてくれる。
そんな2人だから惹かれあったんだろうなって思う。
この作品は、それぞれのキャラの世界がくっついたり、広がったり、逆に離れていたりして、少女漫画あるあるの狭い世界になっていない、唯一無二の空気感がある。
そして、最終回。森下先生の前作の2人が出演しています。必見です。