何の情報もなくディズニー+で配信されているのに驚いて鑑賞。
手塚治虫の「火の鳥 望郷編」を全4話でアニメ化されています。
「火の鳥」「デビルマン」「漂流教室」には子供の頃かなり影響を受けてトラウマに近いものを植え付けられています。
「火の鳥」の中では特に望郷編はショックを受けた作品の一つです。
これ何でアニメ化したん?
近親相姦設定全削除ってどういう判断やねん。
分かりますよ。海外で配信するのに聖書モチーフとかで余計な炎上を避けたかったんでしょ。
それやったら最初から望郷編やるなよと言いたいところです。
「火の鳥 望郷編」を読んだ時の「この作者はなんちゅうド変態なんや!」というようなフェティッシュな部分は全くありません。
生きるということは素晴らしいと、無邪気に信じていた子供時代に生きるということのグロテスクさを叩き込まれた原作のインパクトは全くないです。
かろうじでロミが地球だけでなくエデンにも望郷の念を抱くところに現在の移民問題やらを重ねてみることも……
うーん、別にそんな事ないかな〜。
上手い人もいるので個人的に俳優がアニメの声優をやるのに抵抗感もないですが今作の窪塚洋介と宮沢りえはいただけません。
ただでさえ登場人物少ないのにみんな棒演技はキツい……
なんかエンディングが違う劇場版もやるみたいですがホンマになんでこれ作ったん?