にゃん

魔女と野獣のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

魔女と野獣(2024年製作のアニメ)
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このレビューはネタバレを含みます

内容
1. 魔女を憎むギドは、棺おけを背負った男アシャフと共に魔女探しをしていた。汽車に揺られ、たどり着いた先は“魔女・イオーネ”が人々の崇拝を集める街だった。その日はイオーネにとって“記念日”であり、二人は屋敷でパーティーがあることを知る。しかしその“記念日”に疑念を抱いたアシャフは、イオーネについて調べる。と、やはり人間の身体を使った闇の儀式が行われようとしていた。

2. 平和な日々を過ごすギドとアシャフだったが、ギドは魔女絡みの依頼がないことに不満を募らせていた。そんな時、教団から黒い封筒が届きハイデンに急行することに。そこでは魔女による連続殺人が起きていた。そして、ハイデンへ到着した二人は市警の前に姿を現す。

3. “魔女の戯れ事件”の犠牲者が増え続ける中、突如ギドとアシャフの前に魔女が姿を現し交戦状態に。魔女につけられていたことを知った二人は、ヘインスに心当たりがないか尋ねる。魔女は自分の親しい人間ばかりを狙っていることと、ヘインスが自身の悲しい過去を打ち明ける中、再び魔女から“予告状”が届く。魔女の正体をつかむため、アシャフは策略を巡らす。魔女の正体はなんと魔女に扮したヘインスの(死んだと思われていた)息子だった。

4. 魔教団随一の死霊魔術師であるファノーラと助手のヨハンは、アシャフの紹介により死屍人“アンデッド”が暴走する事件に派遣される。現地で警察から詳細を聞き、ファノーラは暴走する死屍人が違法に蘇生された“野良”ではないかと疑いを持つ。“野良”の数を把握するため、廃虚の教会に移動し、正気を失った死屍人を呼び寄せると、そこに大量の死屍人が姿を現す。

5. ヨハンを傷つけられ、屋敷の中に招かれたファノーラたちは、死霊魔術師と対面する。死霊魔術師は過去に大事な人を亡くし、彼女をよみがえらせるための練習台として死屍人を大量に生み出し、そして今度はファノーラを蘇生のパーツとして使いたいという。あまりにも身勝手な言い分に怒りを爆発させたファノーラは、自身の魔女能力を開放し、戦いが始まる。

6. 舞台は第四大陸から第三陸へ。そこは世界聖教会教団の聖都に近い大陸だった。それ故、今回の事件は魔女との接触において、魔女狩りのエキスパート“聖騎士団”が障害になるとアシャフは予想していた。胸騒ぎを覚えつつもギドとアシャフは街の潜入に成功する。そこで、魔女ヘルガが聖騎士団に襲われているのを目にする。ギドはヘルガのあまりの弱さに疑問を抱きつつも、苛烈な魔女の奪い合いが始まる。

7. ギドとヘルガは、クーガと対じする。ヘルガは戦いの最中に魔剣を手放してしまうが、アシュガンが求めたのはクーガだった。それでも魔剣を奪還しようとするギドだったが、クーガの精霊魔術によってヘルガとともに拘束されてしまう。そんな中、アシャフは一連の事件の真犯人について、クーガに接触を試みる。

8. ギドは魔剣を持って聖騎士団の城“ベース”から逃げ出し、アシャフとの合流を目指す。処刑人のわなにはめられ、満身そういになったアシャフとクーガを見つけた直後、ギドたちの前に処刑人と禁具によって洗脳操作された騎士団が現れる。その中にはヘルガの姿もあった。魔剣を奪われないよう、アシャフとクーガは力を振り絞って抵抗する。さらに、ギドに「ヘルガを連れて逃げろ」と声を掛ける。

9. 数百年ぶりに魔剣アシュガンが封印から解き放たれる。その力はあまりにも強大で、周囲を破壊しつくしていく。アシュガンに対抗すべく、ギドはヘルガとの接触によって本体を取り戻す。そこにクーガも大聖霊の力で応戦しようとするが、大聖霊は魔剣以上にギドを警戒していた。
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