BLUE EYE SAMURAI／ブルーアイ・サムライのひつじのレビュー・感想・評価

鎖国下の日本で、白人の血を引くサムライが母を殺した父に復讐として、とりあえず全ての白人を殺そうとする話。女は男の所有物というクソすぎる世の中で、目的のために男に扮する主人公と、女のままで立身して自由を得ようとする姫さまが対照的に描かれている。立体的で美しすぎる自然や街、流麗なアクションのアニメーションが素晴らしすぎて、残酷な物語を忘れてうっとりしてしまう。ラストはどっちかっていうと姫さまの続きが見たくなった。