エドガー・ライトの『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を事前に観てから本作を鑑賞するのが吉。観てるのと観てないのでは評価が大分変わると思う。あとはスコット・ピルグリムフランチャイズに何を期待しているかでも変わりそう。
サイエンスSARUっぽさとスコット・ピルグリムっぽさがしっかりと違和感なく融合されているのがすごい。サブカルの引用も至る所でされていて（製作総指揮だけど、エドガー・ライトっぽさか）、飽きがこない。
このアニメのために映画のキャストが同じ役柄を再演しているというのだからすごい。まあでも、マイケル・セラもクリス・エヴァンスもキャスト同士すごく仲良かった、終わった後はうつっぽくなったって最近のインタビュー【※】で言っているくらいだから、再演も自然な成り行きか。
味変がなかなか良く、気づいたら食べ切っていた（一気見していた）。「ソニック」が重要。まさに副題通り、スコット・ピルグリムもとい物語は映画から新たな段階へとテイクス・オフする。
何よりも結末とそこへの持っていき方が好きで、その観点からするとラストエピソードにつけられている題名は映画の原題である”Scott Pilgrim vs. The World”との方が一貫性あると思う。
オープニングクレジットもぶっちぎりで最高。（https://youtu.be/QKvNcDaoYpA?si=Xxi4qELu86y3lj9C）
【※インタビュー】
（マイケル・セラ: https://youtu.be/_MVRfR4ER98?si=P0yMFcd1-rGCoO9-）
（クリス・エヴァンス: https://youtu.be/tT7IQe_i3N8?si=r7ACe5pdOSqGIfsf）
