「黄色はピカチュウ……じゃなくてコダック!大人って自由でいいよね。」
5分に一回、可愛くてクスってしちゃった。
配信前からポケモン詳しくないわたしですらめちゃくちゃ楽しみにしてた。
ストップモーションアニメ大好きなんだもん!
結構、モンスターものでもハロウィンぽいダークな世界観が多いなか、リゾート地と来たものだからたまらない。最悪ポケモンいなくても可愛い。
ポケモンはフェルトだったり粘土だったり、キャラによって質感が違うのもたまらず、目が離せなかった。
ポットとかマドラーとかカップとか。そうゆう小物までモンスターボールやポケモンの世界観で可愛い。
監督もまさにインタビューで「出てくるプロダクトにも注目して欲しい」とのことで。
6年半付き合った彼氏に振られ、踏んだり蹴ったりでやってきた主人公は真面目で働き者で、日本人の象徴みたいで、そこもわぁ〜〜ってなった。先輩だからって年下の子に敬語使っちゃうとことか。
この世界では人間だけじゃなく、コダックやポケモンだって失敗する。
ピカチュウとか普段のアニメでフォーカスされているキャラじゃなくて、コダックが主人公ってところもよかった。
「黄色はピカチュウ……じゃなくてコダック!」で泣きそうになっちゃった。
念力にクワクワ言うコダック、引っ込み思案で陰キャのピカチュウ。
浮き輪で泳いでるコイキング、途中で水なくなって無言で泣いちゃうの可愛いかった。
可愛いんだけど、一話目の前のめりで社会に飲み込まれてた主人公・ハルが最終話で「ピカチュウだからって既存のピカチュウらしさや枠にハメられる必要はない」と教えてくれるところは大人も子どもも必見。
そして最後のピカチュウ、マジで本家のアニメのオマージュじゃんね、泣かされてしまった。