（14話までの感想）
めちゃくちゃ丁寧なストーリー。
プリキュアとしての制約が減ったことから毎回描けるドラマの幅が広がっていて、すごく面白い。
14話までで敵キャラに幹部がいないこと、変身シーンが短いこと、敵キャラが動物ゆえに敵を倒さずに癒して戦闘を終わらせるが一貫しており、今までのシリーズよりキャラを掘り下げる時間が確実に増えてる。
またプリキュアの成り立ちもバディものとして秀逸。
パートナーとなる人間の飼い主を暴走した動物から助けたいという理由からプリキュアになっていく歴代初の犬&猫プリキュア。
ゆえに人間の時のキャラデザがそれぞれ鏡石の力でなりたい自分の姿として変化するんだけど、それがパートナーの人間にどことなく似た姿に変身していく。
これが意外と犬猫擬人化ものの中でも初めてのパターン。パートナー本人にどことなく似たプリキュアが飼い主プリキュアのセット感とバディ感が視覚の状態から分かりやすく、新しい。
漫画家的にはマジで刺激になった。毎週たのしみ。
