( 復帰期間中につき一言感想のみ )
本作、作品熱量ばかり話題になりますが …
話より映像芸術のクオリティに愕然としました。
変身バンクの豊富さ。
陰影を極力排斥した配色。
アバンギャルドな服飾センス。
それらを統合したシンプルな図画構築とBGM。
物語が大味なところもよく指摘されますけれど、それが許されるのはその他の部分がきちんとしているからなのでしょう。
"Blumenkranz" が流れる場面なんて、ただ建造物をズームしていくだけなのに私のイチオシシーンになっていますし。
微に入り細を穿ち、粗を美と為す。
まさしく職人技ですね。さすが国内屈指の制作会社。