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双星の陰陽師のラズのレビュー・感想・評価

双星の陰陽師(2016年製作のアニメ)
4.5
全体のストーリーよりも一つ一つのエピソードや要素、世界観を重視する人向け。
(とは言え、少しずつ仲を深めていく少年と少女を一年かけてゆっくり見守るストーリーとして捉えればかなりの良作アニメだと思う。一気見よりも少しずつ視聴する方がおすすめ。)
また、メイン声優さんの演技がとても良くて、心に残っている素敵なシーンがいくつもある。
OP、EDはどれも個性があって好きだった。作中でも良い感じで流されていた記憶がある。
また、夕方アニメではあるが、少年漫画が原作ということもあり、際どい描写が序盤は若干あるので耐性のない人は注意。

個人的に一番見て良かったと思えた要素としては、倫理観のない歪んだお兄ちゃん美少年(CV村瀬歩さん)を堪能できたこと。やっていることは極悪非道だが、迫真の演技も相まって非常に癖になるキャラクターだった。

以下、印象的だったシーン(若干のネタバレあり注意)
・紅緒とろくろが二人で強くなろうと言うシーン
・初めて二人がレゾナンスするシーン
・ろくろが清弦の黒い狩衣を受け取るシーン
・悠斗との戦闘後、二人が空を背景に飛んでいるカット
・お祭りでろくろから髪飾りをもらった紅緒が笑顔を浮かべるシーン
・さえちゃんとのお別れシーン
・最終回
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