非常に面白かった。数話観た後でWikipediaを読むと「基本的なコンセプトは“近未来SF”、“警察もの”、“群像劇”の3つに集約される。」とあり、なるほどと納得。
劇中で、フィリップ・K・ディックの著作が興味深く、特に「アンドロイドは電気羊の夢を見るか？」を薦める、というセリフが出てくる。本作の大筋、世界観は「ブレードランナー」に多大な影響を受けているのだろうなあと思う。
個性的な登場人物のぶつかり合いは、"警察もの”の定石。テレビドラマ『踊る大捜査線』の監督として知られる本広克行が総監督を務めており、彼のお手のものなのだろう（彼はそもそもアニメ企画発案の一人でもある）
去年、テレ朝「岩井＆花澤 まんが未知」で知った声優の花澤香菜がヒロインを演じていて、へえとなった。10年前の制作なので少し声が初々しい。
