非常に極端な難しい評価となるシリーズでした。
第4話あたりは特におかしく酷かったです。いくら何でもそもそも執行官が監視官を撃てるはずがない。そしてその後 監視官が撃てなかった犯人が結局撃たれるのもおかしい。殺意を持たず逃げた市民が300を超えてて撃たれるのもおかしい。そして2係･3係の無思考な行動もありえない。4話は☆1。ホント酷すぎる。青柳の判断ミスは少しありましたが流石に可哀想すぎてトラウマもの。霜月はシリーズ終始で驚くほどのクズっぷりという立ち回りでした。
ただ、その他の話を含めたトータルで言えば、興味深い点もありました。特に"正義の天秤・悪魔の証明・全能のパラドクス"がこのシリーズを象徴するようなテーマやキーワードとも思えました。
自己すらも公平に裁けるか否か。憎しみや感情に支配されず行動できるか。という生死の掛かった非常にシビアなシチュエーションでの選択と結果が見られました。シヴィラという超越的なモノだけの話ではない、私たち人間にも通じるような深い業の部分を感じました。
