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涼宮ハルヒの憂鬱 第2期の液晶のレビュー・感想・評価

涼宮ハルヒの憂鬱 第2期(2009年製作のアニメ)
3.5
序盤(つまり一期の前半)を見進めるのにかなり時間がかかったけど全部見た。結局、ハルヒを楽しませないといけない!ということをデカい規模でやってるだけなのに楽しめるようになっているのはすごい。

未だに話題になるエンドレスエイトは普通に見れるし、かなり楽しめた回もある。絵コンテ/演出が高雄統子の4、石原立也の5は特に気に入った。4では高雄本人が「違和感としての雲、手がかりとしての紙飛行機」と公式で言及している通り、雲の効果的なカットが多いし、紙飛行機も印象的。夜の虫も良かった。エンドレスエイトの毎回違う水着姿のハルヒに関しては2のチャイナ服風がベスト。

問題は涼宮ハルヒの溜息の方が見ていてつらいことだ。文化祭でのハルヒの我儘さはナディアよりも遥かに見たくない!
見終わってから二期がエンドレスエイトと溜息だけだとわかって、もはやオタクに対する悪意の塊ではないかと思わされた。
ライブアライブ、射手座の日、サムデイインザレインが最後にあるのが良い。

ところで、このアニメはビューティフルドリーマーのジェネリックだろうけど、根本的な意味は違うし、よりオタク向けで、オタク的なデータベースの凝り方だなあと思った。
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