このレビューはネタバレを含みます
面白かった
最初は世界観について行くのが大変だったけど、どんどん引き込まれていく感じ良い
最近ミステリー小説にハマってるからめっちゃ楽しかった
1話1話の謎解きも楽しいし、全体の大きな謎解きも楽しい
ジョンウォーカーの正体は途中で多分勘づく
でも、怪しげな感じが出てるからそれもありだと思う
井の中の蛙大海を知らず されど空の深さを知る
完全に飛鳥井木記のことでしょ
世界の事を知ることが許されず箱の中に閉じ込められていて、でも普通に生きているよりもたくさんの人の世界を見ている
飛鳥って空を飛ぶ鳥のことだし
飛鳥井って苗字あるの知らなかった
藤原家の苗字なんだね
あと飛鳥井っていう井戸もあるらしい、奈良県に
じゃあ木記ってなんだよって思って調べたら出てきた
木記で｢もっき｣と読むらしい
｢中国の書物で刊行時期、刊行地、依拠したテキストなどの一部または全部を記した部分」らしい（日本国語大辞典より）
だからなんだと言われると、知らんけど
でもある意味彼女の見せるミズハノメのイドの中って書物じゃないけどその犯人の犯行についてが全て見られるから、この名前なのかな？
水の神様のミズハノメとか、なんか色々聞いたことある単語が出てくるのも楽しい
最後の終わり方が映画っぽい
絶対洋画好きな人がいたと思うんだ私
言葉遊びも楽しい
カエルちゃんとか、井戸端とか、蔵とか
井戸端会議なんて言うけど、確かに作品の井戸を囲んでみんなで調査をしている所は井戸端で花を咲かせているという光景に当てはめられる
お蔵入り、なるほどねと思った
私はめっちゃ楽しめた
ストーリーの難解さがすごくて、なんでだろと思ったら脚本担当の方が小説家さんなのね
そりゃ楽しいわけだ
