みあね

ワンパンマン 第1期のみあねのレビュー・感想・評価

ワンパンマン 第1期(2015年製作のアニメ)
4.7
ONE・村田雄介の漫画が原作。全てをワンパンで片付けてしまう脱力系ヒーローの物語。

怪人が出現する世界。そんな街で育ったサイタマは就活に尽く失敗し、嫌気が差していた。失意の彼の前に突如少年の命を狙い彷徨う蟹型の怪人が現れる。同じ死んだ目をしているサイタマを怪人は見逃し、立ち去るが標的の少年を見つけてしまったサイタマは見過ごす事が出来ず、無謀にも怪人に立ち向かう。ボロボロになりながらも勝利したサイタマは幼少期の夢であった“ヒーロー”になる事を決意する。
それから3年、彼は1発のパンチで敵を倒す程の“ヒーロー”になっていたが…

まさに“ヒーロー”!ただのギャグ漫画と思って観てると足元すくわれる。
縁の下の力持ちが評価れる作品がウケる今の時代で、まさかの評価されるどころか、自らを“ヒール”にまで貶めるサイタマの人間性…演出もあり泣けた(´;ω;`)あれはズルい。・゚・(ノ∀`)・゚・。
コミカルに、テンポ良く進むストーリーは観てて飽きない。声優陣も豪華なのがポイント。
原作をずっと追っかけてるが、村田さんとタッグ組んでからも好きな作品。

「サイタマ先生、それでいいんですね?
  それが先生の進む道だと言うのなら、
  俺は何も口を出しません。」
みあね

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