戦姫絶唱シンフォギアシリーズの現状最新作。
放送当時忙しくて途中で放置してしまってそのまんまであったが、今になってこの第５期『XV』を改めて通しで視聴。割と『G』から『AXZ』までの記憶は微妙。無印は度々見返すからよく覚えているけど。
シンフォギアはシリーズ展開がまだなされてなかった無印が至高だと思っているのでそんなに期待していなかったのだが、なんだかんだ色々な要素が回収されてそういう意味では楽しかった。ラストの「戦姫絶唱シンフォギア完結」の文字を見るに一応完結編なのかな。
ただ、メインキャラクターが多すぎて賑やかしでしかないキャラクターも結構いたし、基本的に流されっぱなしの作劇なので物語を牽引している何かがバラバラで話がとっ散らかっている。
そして何よりやたら作画の良い変身バンクがとにかくだるい。いつもいつもヘリから飛び降りながら凄む→バンク→歌い出して戦闘開始の流れなので尚の事テンポが悪い。単発エピソード多いプリキュアと違うんだからさあ。大体1クールアニメでこれだけ作画の良いバンク作ってもそんなにコスパ良くないでしょう。現場の人間じゃないから実際分からないけど。
今回の多すぎる主要素の一つに風鳴さん家のゴタゴタがあったわけだがシリーズ最強格の風鳴弦十郎をその父・風鳴訃堂が下すというトンデモ親子喧嘩は見応えがあって面白かった。
あ、やたら過去シリーズのセリフやサブタイトルと被せた台詞は流石にやり過ぎて食傷気味です。「最速で最短で〜」とか「あったかい帰る場所」とかもう何回やるんだって感じで、特に今回賑やかし要因だった雪音クリスは最早botであった。
色々思うけれどそれでもラストが響と未来の告白での締めは良かったな。作劇の都合で急に喧嘩始めたようにも見えたしずっと同棲しながらイチャついているから何を今更感もあったけれど。
風鳴翼のライブは流石に毎回人が死にすぎ。
