次郎

Fate/Zero 1stシーズンの次郎のレビュー・感想・評価

Fate/Zero 1stシーズン(2011年製作のアニメ)
3.7
陰鬱な展開に定評のある脚本家・虚淵玄の趣味なのか、前作に比べ主要人物の大半が野郎な上にマスター陣の平均年齢がぐっと上がった10年前の聖杯戦争。綺礼ちゃんがまだギリギリ綺麗だった頃。

黒スーツのセイバーはそのビジュアルの良さとは裏腹に、方々の面子に尊厳やメンタルをフルボッコされているの可愛そう。ランサーは前作同様に幸運値0だし、どの陣営も不穏さ大噴火な感じが堪らない。もはやウェイバー&ライダーの凸凹コンビしか救いなしで、大塚明夫さんの声から醸し出される包容力は父性を超えたバブみがある。

しかしUBWと同様、S1の時点ではまだ布石を積み重ねている段階で盛り上がりはこれからといった感じ。突然のビル爆破や11話の宅飲み回辺りが良ポイントでした。
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