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ユリ熊嵐のno6clubのレビュー・感想・評価

ユリ熊嵐(2015年製作のアニメ)
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むっずかしい…。ピンドラ→ウテナときて幾原作品3作目なんですけど、そもそも12話で幾原ワールドが収まるのかという心配があったので…。一番難しいですこれ。熊、嵐、透明、キス、スキ、それぞれがなんの暗喩なのか考える隙がまったくない!笑
人間と熊→女の子同士の恋愛っていうことなのかな。ウテナでは冬芽が「神がどうして男と女を作ったか。それはそれが一番いい組み合わせだから」と言ってたけどそれに対する異議かしら。透明な嵐→いじめとか同性同士に対する差別?「友達が何よりも大事ですよね」というセリフ、女子高なんだからあり得る関係は友達しかないってこと?ピンドラでは恋愛的な愛の話ではなく家族愛的なテーマなのに対して、ユリ熊嵐はストレートに性欲的な愛をテーマにしてるのかと思った。でも「私はスキを諦めない。キスを諦める」というセリフでプラトニックな関係でもあるのかなとも…。ピンドラで陽毬が「愛がなければ100回のキスをしたって心が凍りついてしまう」って教えてくれたからな。幾原作品考察に大変役に立つセリフや…。

まったくちんぷんかんぷんでも、最終回はノリで感動してしまうしウルっとしてしまう…なんなんだ幾原ワールドは…あとさらざんまいだけだ…しゃー見るぞー。
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